男だけど!マニキュアを塗った話

みなさんこんばんは。しんしんです。

みなさんはマニキュアを塗ったことはありますか?僕は、たま〜に塗ることがあります。

 

数年前に後輩にプレゼントしてもらったり、妹に要らないからあげるってふうにいくつか譲ってもらったりして、何個かネイルポリッシュを持っています。

まず、ネイルポリッシュという語を知ったのも、爪を塗るようになってからです。マニキュアって語よりも適切らしいです。

 

さて、今日はダイソーに行ってネイル用品を見てきました。ものすごくたくさん種類があるんですよね。2つ買っちゃいました。330円でした。安い。

 

世の中のメイク用品には、プチプラとデパコスという区別があるらしいです。男性読者は知っていましたか?前者はドラッグストア等で売られている安価なもの、後者はデパートで売られている高価なものらしいです。デパートの一階のあそこです。

僕は相場は分かりませんが、おそらくダイソーのメイク用品はプチプラよりも安価なのでしょうね。品質はよくないのかもしれないですけど綺麗に塗れたのでOKです。

 

僕は爪を塗るようになって思うことがあります。メイクとは、まずは自分のテンションを上げるためにおこなう側面があるということです。

身だしなみというのは、他人によく見られるため/悪く見られないためにおこなうという意味も、もちろんあると思います。他方で、無視してはいけないのは「自分のため」という側面だということです。

 

実感としてこのことを意識するようになってから、男性からの女性の容姿に対する口出しが、いかに無礼で無神経なことなのかをより鮮明に理解できるようになりました。つまり、「お前のためにやってることじゃねえ」ということです。

 

男性と女性で、化粧にかんするジェンダー規範の違いがあることは確かだと思います。公的な場において、男性は「すっぴん」であってもおかしく思われません。というよりも、そもそも男性が化粧をすること自体が珍しいこととして認識されるでしょう。それとは反対に女性が「すっぴん」だと、それが有標性をもつものとして認識されてしまいます。

 

僕は爪を塗っている"だけ"なのに「おしゃれだね〜」と周囲の人にお褒めの言葉をいただいたことがあります。斜に構えすぎかもしれませんが、僕は”男なのに(爪を塗っているなんておしゃれ)”という言外の意味を見出してしまいます。男性で爪を塗っている人は確かに珍しいので、そのような反応をいただくのかなと思います(その反応が悪いとは言っていません)。

 

ジェンダー規範に想いを馳せつつ、僕は楽しいのでこれからも自分のために爪を塗ろうと思います。

 

↓ちなみに今日の僕の左手
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