予定を立てるの巻

 もう新年度が始まりますねえ。4月からの各大学の授業の動向も気になるけれど、そんなことよりまずは学振DC2の書類を書かないといけないし、調査やゼミやバイトなどの「仕事」もこなしていかないといけない。

 大学院生には日々のタスクがたくさんあるけれど、それを「仕事」と呼んでいいのか分からない。大学院生って何なのだ?どんな身分なのか分からないのだ。でも、調査も論文執筆も授業もバイトもすべて仕事だと思う。もともと予定していた調査はコロナウイルスの影響で当分できないので、今できる別の調査を画策している。論文を読もう。

 修論をベースに新しい論文を書くことも必要っぽい。ていうか、修論で使ったデータ・使わなかったデータそれぞれをもう一度読み直して、再分析することが必要っぽい。修論は中途半端で終わってしまったのでやり直したい。

 修論提出後の2ヶ月は古典論文の翻訳にいろいろ取り組んだ。英語って面白い。翻訳研究関連の本をいろいろ読むようになって、言語学的な知識と、翻訳者(翻訳家)の実践的な知識の関連が気になっている。例えば、日本語と英語に限って言うと、言語学者も翻訳者も、日本語と英語という二つの言語と対峙しているわけだけど、その時に用いている知識とか、理解の仕方がそれぞれ違うと思う。翻訳の場合、結局のところ、訳文が、その用途に合わせて、ちゃんと読める文章になっているのかが重要だからである。

 

4月のあいだ、ポモドーロ・テクニックを実践してみようと思う。“25分タイマーをセットして作業し、その後5分休憩する”という、30分の単位を1ポモドーロとして、作業にメリハリをつけようとするのがこのやり方らしい。たぶん、25分だけ集中してすぐ休憩する。それでまた25分だけ作業する、というサイクルにはまれば、作業効率は上がるのだと思う。ただ、僕は、そもそもタイマーを押すまでがとてもハードルが高いのではないか、と思う。朝、ベッドから起き上がるまでが一番辛いように、ポモドーロ・テクニックはタイマーを押すまでが辛いんじゃないか。押せば作業できる。そりゃそうだ。

 

ともかく、やってみようと思う。4月からはバイトの量が増えるので、特に時間管理はしっかりしないといけない。長期・中期・短期・超短期(ポモドーロ)に分割して、タスクスケジュールを立ててみる。それぞれ、だいたい3ヶ月・1ヶ月・1週間・1日に対応している。一つの長期目標を、まず3つ(1ヶ月単位)に分け、さらにそれを4つ(週単位)ずつ分ける。ポモドーロ単位のタスクはたぶん、週ごとに立て直す必要があると思う。が、かりに一日3時間作業できるとしたら、週に21時間で42ポモドーロ(これすらたぶん厳しい気がするけど)。

 

ここまで書いて気がついたけど、ふつうは複数の長期的な目標が並行して進むので、1週間42ポモドーロについて、どのような比率で配分するのかも問題になるのか。優先順位を間違えたら死にそう。その都度の正しい優先順位をつける能力が求められているな。うんち!