哲学・心理学・宗教学の本

哲学

「哲学でおすすめの入門書を教えてください」っていう質問、めちゃめちゃ難しい。哲学専攻の方はなんて答えますか?

戸田山和久,2014,『哲学入門』筑摩書房

言わずと知れた哲学入門書(大嘘)ですね。新書なので入手しやすいと思う。

 

・山口尚,2019,『幸福と人生の意味の哲学』トランスビュー

「哲学」って言葉に込められる世俗的な意味って、こういう幸福とか生きる意味について思想、程度の意味なのかなと思うのですが、この本はその点でガチの哲学書だと思います。

 

・古田徹也,2013,『それは私がしたことなのか:行為の哲学入門』新曜社

前提知識がなくても読めると思う。行為の哲学から哲学一般に入門するのも面白いんじゃないかなと思います。

 

 

心理学

・サトウタツヤ・渡邊芳之,2019『心理学・入門:心理学はこんなに面白い 改訂版』有斐閣

有斐閣アルマの一冊だし、著者も信頼できるし、たぶんクオリティは問題ないと思う。読んでみたい。ここからさらに進むなら、new liberal artsシリーズの『心理学』か。

 

・繫桝算男編,2021,『心理学理論バトル:心の疑問に挑戦する理論の楽しみ』新曜社

先週発売されたばかりの新刊。12章にわたって「錯視」「発達」「パーソナリティ」などの心理学におけるトピックを取り上げて、書名の通り、理論バトルをする本。初学者向けの概説書かというと微妙かもしれないけれど、心理学の考え方に触れるには良さそう。読んでみたい。

 

宗教学

全然読んだことがない分野。宗教社会学ならいくつか読んだけど。

島薗進,2019,『大学4年間の宗教学が10時間でざっと学べる』KADOKAWA

10時間で学べるシリーズに宗教学ってあったんですね。どうなんでしょう。

 

・中村圭志,2014,『教養としての宗教入門:基礎から学べる信仰と文化』中央公論新社

中公新書だし中身は大丈夫そう?正直わからん。