20201029の日誌
・シチューは作ったが、まだ自分では食べていない。というのも、煮込んでいる間にお腹が空いてしまって、焼きたらこと白米を食べてしまったから。
・『言語哲学入門』の残りを読み終えた。色々と考える(考え直す)きっかけになったので、読んでよかったと思う。ここからさらに進むための第一歩の本だという印象を受けたし、だからこそ入門書として評判が良い理由なのだろう。
第7章「サピア=ウォーフの仮説」
第8章「プラグマティックス」
第9章「私的言語論」
第10章「言語についての知識の本性」
第11章「言語の体系的研究の可能性」
・次はデイヴィドソンの『行為と出来事』を読む。買って新鮮なうちにーー積んでしまう前にーー読んでしまおうという魂胆である。ウィトゲンシュタイン派エスノメソドロジーをやっている人間からすると、ウィトと対立するような(?)哲学を勉強するのが面白い。この本をパラパラめくっていて、アンスコムの『インテンション』を積みっぱなしにしていることに気付いてうんこを漏らしてしまった。早く読まないと。
・エスノメソドロジーにおける「メンバー」という語が定期的に分からなくなる。様々な論文を読んでいて、明らかに「人」を指して使っている場合もあれば、「習熟」を指して使っている場合も見受けられる。僕個人としては、このワーディングは最悪だと思う。ガーフィンケルの言葉遣いはどうなってるんだ。
・ここ数ヶ月の思考が、「知識」「能力」「習熟」の三つの概念の周りをぐるぐるしている。とにかく読んで書くしかないか。